トランス脂肪酸が悪い理由!含有量の少ないマーガリンにバターとの違い

どうも、美容健康エトランゼのラトンです。

 

自分割りと甘いもの好きなんですけど
そうなると気になるのはカロリー関係の他に

どういった成分が
含まれているのか、という部分。

 

多くの人が口にしていると思われる
食パンに菓子パン、それに
ケーキやクッキーなどの他に

マーガリンなどに含まれている
「トランス脂肪酸」

「狂った油」「食べるプラスチック」とまでも
言われていて

今書いたものに結構
多く含まれてしまっているとの事。


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なんとなく身体に悪そう・・
というイメージはあるものの

どの程度身体に悪影響を及ぼすのか曖昧なので
あまり気にしていない人も多いかもしれないです

 

アメリカでは規制されたというこの狂った油。
日本で規制になったという話は聞いてませんけど

そのあたりの対応とか
どうなっているんでしょうかね?

 

今回は「トランス脂肪酸」についてと
バターなどとの違いなども
触れていこうと思います。

ではしばしお付き合いください~。

 

トランス脂肪酸が身体に悪い理由!含有量の少ないマーガリンにバターとの違いは?

トランス脂肪酸という油について

通常の実や種子に含まれる脂肪分に
低温圧搾した植物油などには
ほとんど含まれてはいません。

それもそのはず。このトランス脂肪酸は
人工的に合成されたものであって
自然に出来るものではないんです。

20150608-06

常温の状態の植物油に水素を添加させると
硬化してこの時に発生するのが
「トランス脂肪酸」

主にマーガリンや
ショートニングなどに加工出来て

あとはパン、ケーキ、ドーナツ。
業務用の揚げ油などにも
含まれているといいますね。

 

「狂った油」「食べるプラスチック」といった
書き方をされたのはだいたい
2005~2006年あたりとのことで

もう10年近く経過していることになります。

 

トランス脂肪酸が美容健康、身体に悪い理由

さてではその「トランス脂肪酸」ですけど
具体的にどういった悪い効果が
出てくるんでしょうか?

 

まずLDLと呼ばれる
「悪玉コレステロール」を増やし

更にはHDLの善玉コレステロールも減らすという
ものすごいやっかいな特性を持ちます。

 

肝臓で処理するはずの余分な
コレステロールを体内にばらまいてしまい

血管の中の血流が濁って
ドロドロ状態になっていくので

動脈硬化、心疾患、心筋梗塞、脳梗塞など
血液が詰まることによって起こる病気の
リスクが高まります。

 

 

あとは「アレルギー性鼻炎」
「アトピー性皮膚炎」など
アレルギーの症状を促進させる可能性や

妊娠中の退治への影響として
退治の体重減少や流産など

あとは肥満などへの
危険性もあげられていますね。

 

おそらくもっと身体に
悪い効果満載だと思いますけど

トランス脂肪酸は身体にとって
百害あって一利なしといったことは
理解できるかと思います。


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各国の対応としては・・・

米国政府のFDA(米食品医薬品局)は

2013年の11月あたりにトランス脂肪酸を含む
油類を食品添加物から外す決定を下したそうで

更に追記ですが、6月16日に
食品への添加を3年以内に全廃するという
決定を下したといいます。

 

スイス、オーストリアでも
国内での流通を禁止するなどして制限。

 

他の国でも

カナダ、アルゼンチン

ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル

韓国、香港、台湾、中国

このあたりは含有量の表示を
義務付けしている状態だといいます。

 

日本では対応しているの?

で、日本での対応についてですけど

「民間業者に任せきりで基本無規制」

というなんとも「え?」って感じの
対応をしています。

 

表示の義務化なども行われておらず
とりあえずトランス脂肪酸の含有量については
業者にお任せしますね☆

といったあまりにも無責任な対策、、

 

業者に任せるって義務化していないのに
任せたんじゃ表示しない方が多いに
決まってると思うんですが;;;

結局どの食品にどのくらいの
トランス脂肪酸が含まれているのか
分からないので気をつけようにも
気をつけられないという状況なわけです。。

 

まあ欧米人に比べて
トランス脂肪酸の摂取量は約1/8ほどだそうで

農林水産省の調査によれば

日本人の平均的な1日の
トランス脂肪酸の摂取量は
0.92g~0.96グラムあたり(2008年調査

 

そういった面も含めて
問題ないだろうとのことなんでしょうけど

それにしたって何だか釈然としないですよね。

 

ちなみにバターとの違いは?

パンや料理に幅広く使用するバター。
現在日本では流通不足で

スーパーにも在庫が
少ない状況のようです(2015年6月現在

 

原材料は主に牛乳、生乳で
その脂肪分を抽出して作られたものが「バター」

冷たくなると固くなり
酸化しやすいという特性を持っています。

 

動物性脂肪に分類されるので過剰摂取は

・コレステロール値の上昇

・動脈硬化

などの原因になります。

 

で、バターには含まれて
いないのかって話なんですけど

結局のところバターにも
トランス脂肪酸は含まれています。

ただ含有量を考えますと100gあたり

・バター・・・平均で1.95g

・マーガリン・・・平均で7g

といった具合に含有量の多さで
違いが出ているようですね。

だいたい3.5倍位の違いでしょうか。

・・・マーガリンの
「トランス脂肪酸」の点を考えると

どちらかと言えばまだバターの方が
良いような気もしますけど

どちらも摂取量はなるべく控えるように
努力することが大切かなと感じました。

 

トランス脂肪酸の含有量が少ないマーガリンについて

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出典:http://www.tekuteku.net/upload/save_image/so101030_l.jpg

「創健社 発酵豆乳入りマーガリン 160g」
・含有率・・・100g中に0.4%

 

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出典:http://ecx.images-amazon.com/images/I/41uJdn7N9VL.jpg

「創健社 べに花ハイプラス マーガリン 180g」
・含有率・・・100g中に0.5%

 

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出典:http://ecx.images-amazon.com/images/I/515mIywPfLL._SY300_.jpg

「小岩井マーガリン(ヘルシータイプ)」
・含有率・・・100g中に1%

上記の商品の場合スーパーとかだと
ちょっと手に入りにくいかもしれないですね。

 

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出典:http://www.tajimaya-cc.net/item/img/photo/4903050168279.jpg

「雪印 ネオソフト」
・含有率・・・100g中に0.8%

雪印のネオソフトあたりならまだ
手に入りやすいのではないでしょうか。

 

今回のまとめ

そんなわけで今回は「トランス脂肪酸」について
いくつか身体に悪い理由などについて
書いていきました。

 

日常生活の中でこのトランス脂肪酸の
摂取量を減らしていくには

自分で気をつけていくしかない部分が
大きいかなと思います。

 

国や企業もそのあたりの対策ほったらかしじゃ
自分で気をつけていくより他ないですよね。


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今回の内容をご覧になってくれたあなたは
どうしますか?

食生活を見なおして対策していきますか?
それとも・・・

 

ひとまず自分は油系の物を
そんなに食べない所から
始めていこうかなーと思います。

ではでは今回の内容は以上です。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。

 

さて「トランス脂肪酸」について書いた中で
ちょっと関係のある「油」の記事を
紹介しておきます。

こっちは身体に
良い効果をもたらしてくれる油ですよ。

⇒⇒⇒えごま油の健康効能にアトピー花粉症への効果は?副作用はない?

 

⇒⇒⇒亜麻仁油の美容ダイエット効果にどんな味?えごま油との違いは?

 


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