さんまの缶詰蒲焼きや水煮の栄養カロリー!美容ダイエットに効果的?

こんにちは
美容健康エトランゼ管理人のラトンです。

 

先日は鯖の缶詰について
栄養効果やレシピなど紹介していきましたけど

なんとなく気になったので
今回は さんまの缶詰 について、です。

 

さんま、つまりは秋刀魚ですけど
秋の時期にしか出回らないですし

新鮮な生なさんまをいつも食べるのは
難しいところ。。

 

さんまの缶詰ってなると
蒲焼きのイメージが結構強いでしょうね。

缶詰って聞くと非常時の保存食とか
すぐ食べれるという点で
ちょっと手抜き感を感じるところもありますけど

 

そのあたり実際の栄養効果が
高いのならば特に言うことはないですね。


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今回はさんまの缶詰の栄養効果にカロリー
などについてまとめていきたいと思います。

では、本日の内容にいってみましょー。

 

さんまの缶詰蒲焼きや水煮の栄養カロリー!美容ダイエットに効果的?

さんまの缶詰、蒲焼きと水煮の栄養、カロリーについて

さて、最初にさんまの缶詰の蒲焼きと
水煮の栄養やカロリーについて書いてみますと

20150629-03
出典:http://www.nissui.co.jp/product/item/00037.html

「さんまの蒲焼き」

・エネルギー・・242kcal

・タンパク質・・15.5g

・脂質・・16.3g

・炭水化物・・8.4g

・EPA・・1000mg

・DHA・・1300mg

 

20150629-04

出典:http://can-maruha-nichiro.jp/material/sanma.html

「さんまの水煮」

・エネルギー・・212kcal

・タンパク質・・13.5g

・脂質・・17.2g

・EPA・・1320mg

・DHA・・1927mg

 

大まかな栄養素の部分を見てみますと
こんな具合になっていますね。

各社の缶詰によって若干
栄養素の量上下すると思いますけど。

DHAとEPAについてはどちらかというと
水煮の方が多いんですね。

 

生のさんまについても見てみますと

100gあたりだいたい
DHAは1400mg、EPAは840mgとなっていて・・

あれ、なんか生サンマよりも
缶詰の方が数値的には上になっているんですね
(なんだか意外)

 

ちなみに前回書いた鯖の水煮缶の
DHA含有量は2370mgと圧倒的な数値でした。


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ひとまず一般的なさんまの蒲焼について

さんまの缶詰となると一般的には
さんまの蒲焼のほうが馴染みが深いでしょうから
そっちについてもうちょっと詳しく
みていきましょうか。

 


「豊富なカルシウム」

生の焼きサンマと栄養の部分比べてみると
カルシウムの所でかなりの違いが出ています。

生の焼きさんま・・22.08mg

さんまの蒲焼缶詰・・250mg

とその差、約10倍以上です。

 

これはやっぱりさんまの缶詰の場合
骨の部分も一緒に加熱処理して
柔らかく食べられるような状態になっているので

骨もまるごと摂取できるため
カルシウムが多いということなんでしょうね。

 

マグネシウム、鉄、カリウムなどの
ミネラル成分もどちらかといえば
缶詰の方が多くなっている印象ですね。

成長期のお子さんに定期的に食べさせて
骨の丈夫な強い子に育って欲しいとしたら
いいかもしれないです。

 


「各種ビタミンも缶詰の方が増えている?」

各種ビタミンについても
ちょっと書いておきますと

「焼きさんま」

・ビタミンA・・8.97μg

・ビタミンD・・13.11μg

・ビタミンE・・0.9mg

・ビタミンB1・・0.01mg

・ビタミンB2・・0.18mg

・ナイアシン・・4.83mg

・ビタミンB6・・0.35mg

・ビタミンB12・・12.21μg

・葉酸・・11.73μg

・パントテン酸・・0.56mg

 

「さんまの蒲焼」

・ビタミンA・・28μg ☆

・ビタミンD・・12μg

・ビタミンE・・2.4mg ☆

・ビタミンB2・・0.27mg ☆

・ナイアシン・・6.2mg ☆

・ビタミンB6・・0.28mg

・ビタミンB12・・11.8μg

・葉酸・・12μg ☆

・パントテン酸・・0.55mg

蒲焼の方で☆がついているものは
数値的にちょっと上であることを示しています。

 

まあだいたいどっこいどっこいな
部分もありますけど

その中で含有量的に違いが多いのは
「ビタミンA」と「ビタミンE」
ってところでしょうか。

 


「ビタミンA」

脂溶性のビタミンであり
目の健康の維持に粘膜や

皮膚の健康を一定水準以上に
保つ効果が期待できます。

 

あと、抗酸化作用を持つので
若返りに美容の効果

それとがん、動脈硬化など
病気の予防にも役立ちますね。

 

緑黄色野菜などに含まれる
βカロチンなどを取り込むと

体内で必要に応じてビタミンAに
変換されます。

 


「ビタミンE」

細胞を錆びつかせてしまう
活性酸素を除去し

強い抗酸化作用をもつことから
健康面や美容面において
強い味方となってくれます。

 

別名「若返りのビタミン」とも呼ばれており
皮膚の新陳代謝を高め

直射日光によるメラニン色素の沈着の防止や
血流をよくして美肌などに効果てきめん。

あとは生活習慣病に動脈硬化などの
予防にもつながりますね。

 


「ナイアシン」

あと、ナイアシンについて。
美肌B郡のひとつであり

皮膚や粘膜の健康を
一定以上に維持してくれる働きを持つ他

二日酔いの原因になるアルコールを
分解してくれる酵素がありますけど

この酵素をサポートしてくれる
働きなどもちます。

 

つまりあれですね、お酒のおつまみとかに
最適というわけですw

アルコール分解を助けるビタミンC
この場合はやっぱり大根おろしなどが
適役でしょうか。

このあたり一緒に摂取すれば完璧でしょう

 

さんまの蒲焼になったのはどうして?

終戦後の日本では缶詰にするための
空缶が統制品になっていたそうで
入手するのは困難だったそうなんですね。

そのため、当時は限られた材料で作られた
さんまの干物などが人気を集めていたといいます

 

しかしとある日に市場に
さんまの干物が集中して

安く買い叩かれようとしたのを
会社が値段を抑えたところ
1万枚近く売れ残ってしまったとか。

 

そこで蒲焼きにして売るという提案がされて
調味料その他の調達に奔走したそうです。

ただ、大本の缶詰は統制品のため
手に入らなかったので

当時はビールの空き缶を使い
試行錯誤の末にさんまの蒲焼缶詰が
完成したといいます。

 

当時は検問所もあったのでいかにして
その摘発から逃れて東京に売り出すか・・
そこも重要だったといいますよ。

戦後の食糧難の中で
そうしたドラマがさんまの
蒲焼缶詰にあったとは。。

なかなかどうして意外でした。

 

今回のまとめ

はい、そんなわけで今回は
さんまの缶詰についての

美容健康、ダイエットに役立つ栄養効果に
ちょっとした雑学など紹介しました。

 

今回も調べていてなかなかためになると共に
蒲焼の歴史についても知れて面白かったですね


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蒲焼はそのまま食べても美味しいですけど
他の食材と合わせて調理することで
美味しさがアップするので

今度は料理レシピなどについて
紹介していきたいと思います。

それでは今回の内容は以上です。
また次回にお会いしましょう~。

 


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