いちじくの女性ホルモン栄養効果!ドライフルーツの食べ過ぎは危険?

【2017/09/15 内容追記修正】

どうも、こんにちは、管理人のラトンです。

 

秋の季節は果物や食材など色んな物が
美味しくなってくる時期でもありますが

今回はその中で「いちじく」のフルーツについて
見ていってみようと思います。

 

大学時代、バイトしていたケーキ店で
いちじくのタルトを扱っていた時
あったんですけど

その時見たのは「ドライいちじく」
でしたね~。

 

ただ、うちの地域だと
ちょっと物珍しい果物だった点も
あったのか

あんまり売れ行きは
良くなかったですけど(苦笑

 

このいちじく、古代エジプトの壁画や
旧約聖書などに登場するほどに歴史が古く

実は「不老長寿」の果物と
呼ばれているほどに

美容とダイエットなどの効果が
高いとされています。


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普段あんまり食べないので
馴染みのないフルーツだったんですけど

ひとまず今回はいちじくの栄養効果や
食べ過ぎるとどういった悪影響が出てくるのか

そのあたり早速見ていきたいと思います。
いちじくの美味しい食べ方レシピや
皮の剥き方などについてはこちらの記事を
ご覧くださいませ。

⇒⇒⇒旬のいちじくの皮ごと美味しい食べ方に剥き方!コンポートレシピなど

 

いちじくの女性ホルモン栄養効果!ドライフルーツの食べ過ぎは危険?

いちじく(無花果)の歴史やちょっとした雑学

さて、冒頭にも書きましたように
古代エジプトの壁画や旧約聖書

はてはギリシャ神話などにも登場する
「いちじく」

 

果物の中でも最も古い歴史を
持っているのではないかともされ

原産地は現在のイエメン共和国。

中東のアラビア半島南端部
あたりだったされています。

 

現在ですと生産量では
トルコが1位となっており約30万トン。

その次に2位のエジプト
3位のアルジェリアと続いています。

 

6000年以上前もの
昔から栽培されていたとされ

クレタ文明(ミノア文明)などを通じて
4000年前あたりに古代エジプト文明

3400年前あたりに古代ギリシア文明へと
伝わっていったとされます。

 

ちなみにこの時期の日本は
まだ縄文時代の時期です。


日本にいちじくが伝わったのは
江戸時代初期の頃だったそうで

ペルシャ⇒ 中国 ⇒ 長崎 といった
流れで入ってきたとか。

 

当時は南蛮国から伝わってきた
柿に似ている果物といった
認識だったようで

「南蛮柿」「唐柿」「蓬莱柿(ほうらいし)」

などとも呼ばれていました。

 

伝来したいちじくは日本においても
高い薬用効果があることが確認され

下痢止めや、痔や喉の痛みの解消効果

胃腸の働きを良くする効果が
あるといった内容が
当時の書物にも書かれているといいます。

 

挿し木をする事によって
結構簡単に増やす事ができ

当時のいちじくへの印象としては

 

「割とどこにでも生えている
 甘い木の実」

 

だったともいいます。

 

現在高級フルーツとして
果物売り場で売られている事を考えると
随分と価値が上がったんだなと感じますね。

 

いちじくの栄養効果について

それではまず通常の生のいちじくの
栄養について見ていってみましょうか。

いちじく(無花果)は
夏の終わりの8月あたりから
11月頃までが旬の果実で

 

水溶性食物繊維のペクチンや

カリウム、カルシウム
鉄、モリブデンなどのミネラル類

 

ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群に
ビタミンCなどのビタミン類

タンパク質分解酵素のフィシンに
消化酵素のアミラーゼ、リパーゼ。

 

女性ホルモンに類似した物質の
「植物性エストロゲン」

美白効果など期待できる
「ザクロエラグ酸」

抗がん作用が含まれる「ベストアルデヒド」

 

などなど結構豊富な栄養素を含んでいます。

ひとまず1つ1つ解説していきましょう。

「ペクチンで便秘解消効果」

りんごやオレンジといった
フルーツ類などに含まれている事で
知られる「ペクチン」は食物繊維の1種で

主に整腸作用に優れていまして

腸内の善玉菌や乳酸菌量を増やす事で
腸内環境の正常化を行ってくれるので

それに伴い

 

・便秘や下痢の予防や解消効果

・体内の有毒物質を排出するデトックス効果

 

などが期待できます。

 

あとペクチンには
コレステロール減少の効果もあり

便秘を解消することで
血液中の悪玉コレステロールの値が
下がるので

 

・動脈硬化

・心筋梗塞、脳梗塞

・高血圧

・脳血管疾患などの予防効果

 

といった血栓系の
病気の予防効果なども期待できます。

 

あとは糖の吸収の抑制効果もあるので
血糖値上昇を抑えての糖尿病予防効果や

大腸がんの予防効果などもあったりします。

 

「カルシウム、マグネシウム、モリブデンなどのミネラル効果」

カルシウム、鉄、マグネシウム
カリウム、リン、モリブデンなどなど

骨や血の素になるミネラル成分を
バランス良く含んでいるので

骨の成長に強化
貧血の予防などにも効果的です。

 

中でもモリブデンの成分が高めで
主な効果としては貧血の予防効果と
なっており、他にも

 

・痛風の予防効果

・有害物質を体外に排出する
 デトックス効果

 

などが挙げられます。

 

「フィシンやアミラーゼで二日酔いの予防など」

いちじくに含まれる「フィシン」という
タンパク質の分解酵素は

食後に食べることで
胃腸の消化の働きを活性化、促進させ
サポートしてくれる効果を持ちます。

 

加えてアミラーゼ、リパーゼといった
消化酵素も含まれているので

このため食べ過ぎやお酒の飲み過ぎの場合
胃もたれや二日酔いの予防効果なども
期待できます。

 

ちなみにいちじくを触っているだけで
指紋が消えてしまうとも言われてるほど
分解力が強いそうなので

果肉を素手で触って食べるのは
ちょっとおすすめできませんかね。

 

皮を剥いていく時はしっかり
ゴム手袋を着用しておきましょう。

 

「ベストアルデヒドで抗がん作用」

正直調べるまで知らなかった
「ベストアルデヒド」の成分ですが

こちらいちじくの白い果汁に含まれるもので
抗がん作用がある物質だといいます。

 

科学的にこの効果を解明したのは
三菱化成生命科学研究所の
科学者たちだったとの事で

いちじくの果汁から抽出した
抗がん物質の「ベストアルデヒド」は

ガン細胞を麻痺させる効果が
あるとされ更なる研究が期待されます。

 

「植物性エストロゲン」

女性ホルモンのエストロゲンと

同じような構造を持つ

「植物性エストロゲン」

という物質が、いちじくの種子部分には
大量に含まれているそうで

 

この効力により女性ホルモンのバランスが
崩れることで起こる

 

・生理痛や生理不順

・PMS(月経前症候群)

・更年期障害の予防に改善

・月経トラブル

・肌荒れ

 

などに効果があるとされています。

 

「ザクロエラグ酸によるアンチエイジング、美白効果」

いちじくに含まれている
「ザクロエラグ酸」も女性の方にとっては
嬉しい栄養効果が含まれています。

 

主にイチゴやブルーベリーといった
ベリー系の果物に多く含まれている
ポリフェノールの一種であり

 

ポリフェノールというからには
優れた抗酸化作用

肌の老化予防や
アンチエイジング効果など
期待できる一方で

 

肌のメラニン色素が黒くなってしまうのは
チロシナーゼという酵素が
働いてしまうからなのですが

 

エラグ酸はこのチロシナーゼの働きを
抑制する作用があるので

肌にシミや色素が沈着していくのを防ぎ
改善していく事で

美白効果を得る事ができます。


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ドライフルーツを食べ過ぎるのは危険なのか?

さて、フルーツ類を乾燥させると
各栄養効果がアップするという話は

なんとなく聞いたことある方も
多いかなと思いますけど

 

いちじくの場合もドライフルーツにすることで
水分は減りますが

 

・鉄分、カリウムなどのミネラル成分

・食物繊維

・ビタミンB郡

・ポリフェノール

・植物性エストロゲン

 

このあたりの含有量が増量するといいます。

 

ドライフルーツの中では
食物繊維の含有量はかなり多めのようです。

カリウムなども豊富なので
デスクワークでの脚などのむくみ症状で
困っている方などにもおすすめ。

ダイエットや美容効果も高いとなると
多めに摂取しておきたくなるものですが

 

こちら、食べ過ぎると逆に
下痢気味などの症状が出て

身体の不調を招くことになるので
ちょっと要注意ですね。

 

「食べ過ぎはダイエットに不向き?」

中くらいのサイズ1個で約39kcalと
割とローカロリーなイメージがありますが

 

あまり腹持ちがいいとは言えないので
食べ過ぎてしまう可能性も。

他の間食や食事なども普通に摂ってしまうので
カロリー面でオーバー
してしまうかもしれません。

 

 

あと結構いい値段しますから単品を
ダイエット食品として取り入れるのは
お財布的にもダイエット効果的にも

あまりいい選択とはいえないです。

 

そのため、いっその事コンポートにして
タルトやパイ、パウンドケーキなどにいれて

食べた方が結果的に腹持ち良くなって
食べる量が減るのでいいかなーと思います。

 

こういったドライいちじくを使ったりして

おからとかと混ぜるとカロリー減らして
ケーキとか作れるのでそっちも
検討してみるといいでしょうね。

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「いちじくの食べ過ぎで糖尿病の原因に?」

いちじくの糖質量は100gで大体12g程

 

そんなにバクバク食べるといった事を
しない限り特に問題にはなりませんが

1日の糖質でとるべき量は
260gとなっているので

 

他の食事の糖質部分も考えると
10個以上食べたりするとちょっと

糖尿病の原因になるんじゃないかと
考えてしまいますね。

 

「食べ過ぎると下痢の原因になります」

便秘に対しての効果が強く
お通じに悩まされている人にとっては
ありがたいわけですが

 

先ほどもちょろっと書いたように

あまり食べ過ぎると
今度はお腹がゆるくなって
下痢の症状が出てきてしまいますし

 

あくも強いので腹痛の原因にもなります。

 

食べ過ぎには注意が必要ですね。

 

今回のまとめ

はい、今回は秋の季節に美味しくなる
いちじくについての栄養効果。

ドライフルーツの食べ過ぎに対しての
注意点などをまとめていきました。

 

大体ドライいちじくを1日に3個摂取すると
1日に必要な鉄分、カルシウムの不足分を
補うことができるそうです。


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ドライフルーツなら仕事の合間に
気軽に摂取できますけど

何個も食べていると
上記に書きましたのように
少々面倒なことになるかと思うので

食べる個数はセーブして
いくようにしていきたいですね。

 

ではでは

いちじくについての内容は以上です。
また次回にお会いしましょう。

 

引き続き
いちじくの美味しい皮ごとな食べ方レシピや

皮の剥き方などについての記事も
どうぞご覧になっていってください。

⇒⇒⇒旬のいちじくの皮ごと美味しい食べ方に剥き方!コンポートレシピなど

 


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